腸内環境とがんのリスクについて
腸内には1000種以上、計100兆個の最近が生息し、人間と共生しています。腸内細菌は肥満、慢性炎症、自己免疫、がんなど多くの疾患と関連しているということが最近の研究で分かってきています。
例えば2021年に報告されたジョン・ホプキンス大学のレポートによれば、悪玉菌の1種が大腸がんや乳がん発生のリスク要因であることが示唆されました。
また便秘とがんの発生については関連性がまだはっきりとわかっていませんが、便秘になると有害物質や毒素が大腸の粘膜に接する時間が長くなることによって病気のリスクを高める可能性は否定できません。
リスクを上げない為にバランスの取れた食生活、睡眠、腸内環境の改善をこころがけてみてください。